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住まいづくり-永住住宅へのこだわり
05. 断熱性能
永住住宅へのこだわり
断熱について
床は断熱材を入れています。
この床下断熱材は、発泡プラスチック系断熱材で別名ビーズ法ポリスチレンフォーム、高性能断熱ボードといい、独立気泡構造を持った断熱建材です。このため断熱性能がよく、熱伝導率が小さく、水や湿気を通しにくい性質があります。
床断熱
床に断熱すると床表面の温度が上昇し、室温に比べても床表面温度は2~3℃しか下がりません。また隙間風もおさえて、居住性を大幅に向上させます。加えて、高性能断熱ボードは水蒸気を通しにくい断熱材ですから、床下からの湿気の上昇を防ぎ、畳などのむれ現象まで防ぎます。
スタイロ畳
タイロ畳は、芯材に高性能・高品質の高性能断熱ボードを使用していますので、優れた断熱性・保温性・防湿性を発揮し、畳床からのダニ等の発生も防ぎ快適な居住性を実現します。ノン・ホルムアルデヒドで安心・安全・健康的な畳床。本格和室から、業務用・集会用まで、幅広い用途にご使用いただけます。
外壁に面した壁は湿気に強いグラスウール断熱材、床はおもに発泡プラスチック系断熱材を採用しています。
【グラスウール VS. ロックウール】
グラスウールは均一な長い繊維同士がしっかりと絡み合っているため性能が安定していて、しかも曲げや引っ張りに対して強いので長年使用してもヘタりにくい性質があります。 一方ロックウールは繊維の均一化が難しいため太さや長さにばらつきが見られます。特にうまく繊維化されない状態で残ってしまった“ショット”と呼ばれるものはザラつきなど手触りの悪さの原因となります。
折り曲げると割れたり、引っぱるとちぎれたり、グラスウールに比べて弾力性や柔軟性がありません。
【高性能グラスウール VS. 通常グラスウール】
高性能グラスウールは別名“細繊維グラスウール”とも呼ばれ、通常のグラスウールと区別されます。繊維が細い→空気の小部屋が増える→熱の伝わりを抑える、というメカニズムです。例えば、密度16kg/m³には通常のグラスウール24kg/m³と同等の性能があります。
第一建設では、高性能グラスウールを使用しています。